半年間の、アメリカでの学生生活で、自分が得たものをいくつか書いていこうと思う。
一つ目は、やはり何よりも英語を聞き取る能力だろう。これを見てみて欲しい⇒
Honors Video(クリックすると動画が再生)
これは、アーカンソー大学のHonors College(優秀な学生だけが受講できる特別なプログラム)の紹介Video。
渡米前の6月の時点では、彼らの言っている内容が5%も理解出来なかったが、
渡米後の10月頃には、ほぼ完全に話が理解できるようになっていた。
大きな進歩だと思う。
もともとリスニング力には自信があるつもりだった。
速読速聴・英単語 Advancedでシャドーイングしていたし、センター英語のリスニングは半分寝ながらでも余裕で満点が取れた。
TOEFLのリスニングも大して速いとは感じず、PBTではコンスタントに55点を獲得していた(大して自慢できる点数でもないが、決してヘボくは無い筈)。
だが、その自信は、所詮「受験英語のリスニング」の枠内でしか通用しないものだった。
渡米時の飛行機の中。
アナウンスが理解できない。
添乗員と会話ができない。
渡米直後。
寮のエレベーターで会った人と会話ができない。
食堂で絡んできた人が言っている意味がわからない。
これはやばい。
ホンキでそう思った。
だが、そんな危機感も、語学研修所に行ったとたんに薄れてしまう。
クラスメイトは全員(アメリカ人ではない)外国人。
先生は外国人向けにゆっくりと喋ってくれる。
ついつい、「あ・大丈夫かな」などと勘違いしてしまっていた。
転機が訪れたのは、8月に受けた大学のオリエンテーションのとき。
TOEFLで基準点以上を獲得し、正規大学生としての入学資格を得たので、
オリエンテーションに参加したのだが
オリエンテーションはもちろんアメリカ人学生と一緒に受けるわけで
説明する人も、外国人向けにゆっくりとしゃべってくれたりはしない。
つまり、ナチュラルスピードを延々聞き取り続けなければならないのである。
そんなオリエンが5日間ほど行われたのだが
「ナチュラルスピードの英語を延々浴び続け」「理解できないと大学生活開始に支障を来たす」
という状況が続いた結果
1日目には殆ど聞き取れなかったオリエンの説明が
3日目には8割程度は理解できるようになっていた。
その後、授業が開始し、
2時間通して講義を聴く授業などを受け続けた結果、
現在ではどうにかクラスメートや寮の隣人と会話ができるようになってきた。
まだまだ、英語でのコミュニケーション能力は十分ではないが、
半年間である程度確かな成果が得られたことは
とても嬉しく思った。
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Date: 12/18/2006
hope to talk to u in eng one day!
have a good days in japan!!
by kayako|URL|12-19 00:39