アメリカに帰れません。からの続きです。
先日大学から届いたショッキングなメール。
あなたは2006年秋学期、11単位しか登録していません。
1学期あたり12単位以上登録していない学生は、Immigration Statusを満たしているとはみなされません。
つまり、私たちは、あなたがアメリカに再入国する際に必要なI-20にサインをすることができません。
あなたはアメリカに戻る前に、F-1visaを新しく取り直さなければなりません。
…え? ビザ取り直し?
事の発端は、秋学期の時間割のスケジューリングにまで遡ります。
ウチの大学の秋学期は、8月の後半から始まります。2006年は8月21日から。
で、その8月から始まる秋学期の授業登録は、確か4月~5月頃に始まっていまして、
殆どの学生はその頃から授業に登録しています。
獺がTOEFLを突破して大学入学許可を得て、オリエンテーションに参加し授業登録を開始したのは8月の頭。
授業登録機関の終わりに近づいた頃。
この頃になると、殆どの授業は定員に達していて、取れる授業が殆ど存在しません。
F-1visaでアメリカに留学している人は、各学期12単位分以上のクラスを受講しなければいけないことになっています。
授業が取れないと、やばいわけです。
さて獺の場合ですが。
取れる授業・一学期目に取らなければならない授業などの兼ね合いで、どうしても11単位分しか取れない。
そんなんで途方にくれて学部の学業アドバイザー(授業選択の助言をくれる人)に相談に行くと
「来学期取ることになっているこの2単位分の建築学のレクチャーを聴講しなさい。そうすれば合計で13単位ですよ」
このレクチャーは、本来は4単位分あるデザインの授業と同時に取らなければならず、
そのデザインの授業は、別の一学期目に取らなければならない授業と時間が重なっていたために断念したのだが、
なんと聴講すれば大丈夫というではないか。
よかったよかった。
こうして獺は安心して秋学期をスタートしたわけです。
でも、このときすでに間違いが始まっていたのです。
PR
Date: 12/21/2006