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Date: 05/21/2025
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アメリカ女性に「お茶!」と言えばどうなるか?
日本人男性と交際しているアメリカ女性がインターFMというラジオ局でこんなエピソードを語っていた。2人で旅行に出かけ、旅館に到着した時のこと、彼が”Tea!(お茶)”と言ったので彼女は当然のごとく“Yes, please.(お願いするわ)”とにっこり笑顔で答えたところ、彼は当惑顔で返事に窮したそうだ。
それを聞いてわたしは笑った。日米男女どちらの心理もわかるからだ。アメリカ人には何がおかしいかわからないかもしれない。
アメリカ人男性は女性に向かって「お茶!」と命じる事はない。自分が飲みたい時には「お茶でもどお?」と相手に聞いてから自分で淹れてくれる。「ユー・ガット・メール」では女性が風邪というシチュエーションではあるが、トム・ハンクスがメグ・ライアンに紅茶を淹れている。
上述の日本人男性は彼女がお茶を淹れてくれるものだと思っていたのだが、アメリカ女性の方は、お茶は女性が淹れるものという固定観念がないので、てっきり彼が「お茶どお?飲む?」と言ってくれたものと思い、「ええ、頂くわ」と答えたのである。
アメリカの人気ドラマ「Sex in the City」で、ベッドの中で男性が「水が飲みたいな、君はどお?」とサラ・ジェシカ・パーカーに聞いた時には(まさか彼女に水を持って来いなんて興ざめな事を言うんじゃなかろうな)と展開を見守っていたら、ちゃんと自分で取りに立って行った。
お茶ひとつにしても日米のカルチャーギャップは時にこういうトンチンカンなズレを生じる。一事が万事。傍観者のわたしは気楽でいいが、国際結婚をしている友人は色々と大変なようだ。グチを聞いていると、どちらか一方が悪いというものでもないのだ。従って解決の為の万能薬もない。
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